Labyrinthos

夜のピクニック

「本屋大賞」の頃にあちこちの書評サイトで評判になっていた作。カミさんが近くの公立図書館から借りてきたので、やっと読むことができました。恩田陸著。

夜のピクニック (新潮文庫)

登場人物たちの言葉・考えや情景描写、「足の痛み」の表現などが陳腐で、子供だましだ…という一部書評サイトの意見を見ましたが、まったく反対ですな。逆に非常に良く計算されているとさえ思いました。

小節を書くテクニックが、書きたいことを助ける良い例ですな。


例えば「歩くこと」を「特別なこと」に感じさせる「何か」。
それはきっと人によってかたちも質も違うけれど、普遍的に誰もが持っている「何か」。
思い出したいね。歳をとっても。


映画にもなりました。DVDはこちら↓(まだ見てないけど泣)

夜のピクニック 通常版

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Comments

がま|2007/12/30 09:02 AM
こんにちは
年末もおしつまりまして。
この本のモデルとなった夜間歩行?を伝統行事にしてる茨城の高校出身の友人が何人かいます。

在学中は、友人たち一同、ウヒ〜〜というキモチで歩いてたようですが、振り返ると、だそうです。

NHKの児玉さんが司会してる書評番組でも取り上げられてたし、cbnvdgkさんからもお伺いした、とあっては一読してみよかしらん。
今まで風邪引かずにすごしてきたのに白い比叡山の麓にきてノドハナの動きがアヤシイです。

良いお年をお迎えくださいませ〜
cbnvdgk|2007/12/30 06:06 PM
是非、ご一読下さいまし。
私にとっての「振り返ると」事項、真剣に思い出そうとしたら「ギャッと叫んで走り出したくなる(庄司薫ふうに)ので、なーんとなーく思い出すような思い出さないようなアタマに浮かべるようなはっきりしないような、そんな思い出し方で思い出しております(複雑な…)。

お風邪、呉々もお気をつけて。

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