Labyrinthos

「すがた」

前回の予告と違うこともあるし、また「何を突然」と思われるかもしれない。

さっき何気なくテレビを見てたら、「ON」関連の番組をやっていた。その冒頭からほどなく、長嶋さんは自分のことを「天才じゃない」と言うし、王さんは自分を指して「努力家で人格者というイメージはまったく虚像」と言っていた。客観と主観の違いと一言で言ってしまうと身も蓋もないけれど、「本当のこと」なんておそらく誰にもわからないんだろうな…と思って、それなら「好き嫌い」の尺度で…と、以下を書くことを思いついた。

2009年9月現在二人いる大相撲の横綱、そのうちの一人が、大嫌いである。「憎らしいほど強い」と言われた前理事長の現役時代なんて比べ物にならないくらい、キライである。何故?という問いへの答えは、インターネット上で少し検索でもしていただけると何百もヒットすると思うので「品が」とか「手刀が」とか詳しくは書かないけれど。キレイじゃないと思う。

以前よく読んだ山口瞳やその師匠格とも言える元横綱審議委員長高橋義孝の本には、美しい言葉で相撲の良さがたくさん書いてあったことを覚えている。
もちろんその世界の実際は良いことばかりじゃないと思うけれど。素人の想像以上にそうなんだろうけど。

例えば伊達直人がそうだったように、生い立ちや来し方や何やかや色々なことが彼をしてそうせしめたのかもしれない、…と思うくらいの想像力はある。想像したいと思ったことはないけど。

ここから少し論理は飛躍、「強くさえあれば、どんなふうでも構わない」という感じが、どうしても受け入れられないんだと思う。それは「正しければ何をやってもかまわない」「真実なら何を言ってもいい」などを連想させ、「たくさんの人が賛同するなら何を言ってもいい」「自分のいいたいことを通すためならどんなやり方をしてもいい」などへつながっていくような気がする。

考えすぎだとは思う。でも、キレイじゃないから嫌い。


これを読んで気を悪くされた方がいらしたら、申し訳ありません。
気にしないで下さい。

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